
メタマスク(METAMASK)を使ってPancakeSwapなどのBSC(バイナンススマートチェーン)上で動いているDEX(分散型交換所)を利用する場合のネットワーク設定方法を解説します。
メタマスクはデフォルトではイーサリアムのネットワーク設定になっています。この場合はSushiSwapやUniSwapなどのイーサリアムブロックチェーン上で動いているDEXと接続することができます。
メタマスクのBSCネットワーク追加方法
メタマスクを起動すると0ETHと表示されています。これはイーサリアムのネットワーク設定になっているためです。ネットワークを追加することでBSC(バイナンススマートチェーン)に接続することができます。

手順:メタマスクを起動→設定→ネットワーク→ネットワークの追加
メタマスクの起動からネットワーク追加まで
最初にメタマスクを起動して右上のアイコンをクリックします

続いて、設定をクリックします。

次に、設定の項目から「ネットワーク」をクリックします。

次に「ネットワークの追加」をクリックします。

ネットワークの追加からBSCネットワークを追加する
ネットワークの追加項目の1番上には以下のように書かれています。
ネットワーク悪意のあるネットワークプロバイダーは偽のブロックチェーン情報を伝えてネットワークアクティビティを記録する可能性があります。信頼できるカスタムネットワークのみを追加してください。
ネットワークを追加するときは必ず「公式のWEBサイトからの情報」であることを確認するようにしましょう。

以下の情報はBinanceの公式サイトからのネットワークに追加する情報です。不安な方は出典元のバイナンスアカデミーのWEBサイトで確認してみてください。
Network Name | BSC Mainnet |
New RPC URL | https://data-seed-prebsc-1-s1.binance.org:8545/ |
ChainID | 97 |
Symbol | BNB |
Block Explorer URL | https://testnet.bscscan.com |
出典:Binance Academy – Connecting MetaMask to Binance Smart Chain
ネットワークが正しく追加されると「入力したネットワーク名」と表示されるシンボルがETHからBNBに変わっているのがわかります。

まとめ
メタマスクはETHネットワークだけではなく、バイナンススマートチェーンなど他にもネットワークを追加することが可能です。ただし、ネットワークを追加する場合は必ず公式サイトからの情報を元にして入力するようにしましょう。